東北関東大震災は中国をはじめとする世界各国で大きく報じられているが、中国ではマグニチュード9.0の大地震でも倒壊しない日本の建築技術の高さに対しても感嘆(かんたん)の声があがっている。捜狐焦点網が報じた。
中国のインターネット上では「日本以外の人口密集国家でM9.0レベルの大地震が発生すれば、地震だけで数万人の死傷者が出るだろう」と論じ、「日本の建築物を見たあとにわが国の建築物を見ると、何もかもひどすぎることが分かる」、「M9.0は四川大地震よりも大きな規模だ。しかも地震の後には津波が来ている。中国の不動産ディベロッパーは反省し目を覚ますべきだ。日本の地震を見てみろ。地割れが出現し、深刻な地盤沈下や道路寸断も起きた。しかし、多くの建築物は何ともない。多くの住宅は地盤沈下にともなってそのままの形で沈んでいる」など、日本の建築物の耐震性を高く評価した。
また、感嘆の声をあげているのは一般人だけではなく、専門家も同様だ。日本の建築物の堅強(けんきょう)さには専門家も驚嘆の声を上げている。不動産ディベロッパー華遠集団の任志強総裁は、「震撼(しんかん)した。も建物の倒壊で死亡する人がほとんどいなかったとは。これこそ人間第一主義だ」と発言している。
中国エネルギーネットの首席情報官である韓暁平氏は、「日本国民の災害に対する冷静な対応は、われわれも学ぶべきだ。これほどの規模の地震でも、秩序を保ち、人を責めることがない。しかし、さらに重要なのはこれほどの地震でも倒壊による死傷者が非常に少ないことだ。これは日本の建築物の高いクオリティをよく表している」と指摘した。 中国地震網の潘懷文主任は「急速な発展段階にある中国では、高層建築の建設も目覚ましい。しかし建築物のクオリティは低く、日本の建築物の耐震レベルには遠く及ばない」とし、『第12次5カ年計画』期間中に建築品質に関しての統一基準を設け、災害時の物的および人的被害を軽減するよう備えることを主張した。(編集担当:畠山栄)

